DSMでいいのか?
- 新潟 ねこ

- 10月11日
- 読了時間: 1分

DSMとは、『精神疾患の診断・統計マニュアル』英語: Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, DSM)。
現在、DSM-5trが最新版になります。
精神科医たちの多くが、この本を診断の為に学んでいます。
いわば精神科医のバイブルです。
DSMの基に作られたテストを受けたことがある人はいますか?
精神科に入院したことがあれば、身に覚えがあるはずです。
私もかつてテストを受けたことがあります。
このDSM、アメリカで新刊が出されても日本語訳に時間がかかり、2年ほど遅れるそうです。
2年というのは、医学的には致命的遅れと言えます。
また、日本語訳にミスが多いとも言われています。
つまり、遅れた情報かつ誤解を招く情報を一生懸命読んでいるかもしれないのです。
では、原書を読めばいいのでしょうか?
原書なら正しい教科書に成り得るのでしょうか?
アメリカの、強大な製薬会社の力が働いていないと言い切れるでしょうか?
ここで陰謀論を唱えるものではありません。
しかし、DSMで全てが解き明かされるというものではないと考えます。
医療の「タイパ」重視は、ますます加速しています。


